YouTube Liveで配信
ライブ配信とは
昨今、TwitterやInstagram、ソーシャルメディアのスマートフォンアプリを開くと「ライブ」というボタンを見かけるようになったと思います。ライブと動画は何が違うのでしょうか。
普段、YouTubeへ投稿された動画を見る人は多いでしょう。私たちが見る「動画」とは、カメラやスマホで撮影し、保存された映像データに文字を入れたり要らない部分を削ったりといった編集して、サイトへアップロードすると全世界で見てもらえるものです。
一方、ライブ……つまりライブ配信(生放送)とは「パソコンやスマホから映像を送って、瞬時にそれを見てもらえる」仕組みです。
データを保存して編集しなくても、パソコンやスマホのカメラで映した「いまその場で起きている瞬間」をみんなへ伝えることができる即時性があります。
もう少し柔らかく言うと、ライブは見る人にとって「YouTubeで見ている動画がテレビのような生放送になったもの」ですし、投稿(ライブ配信)をする人からすれば「LINEのビデオ通話のように手軽な感覚でなにかを映像で伝えることができる」もの、といえるでしょう。
これまでの多くのウェブサービスは、文字や写真、動画を投稿することで友だちとコミュニケーションすることが主体でした。
しかしこれらは、投稿をしてから見た人の反応が返ってくるまで若干の時間差がありました。
しかし、ライブが登場したおかげで「見ている人からの反応が即座に返ってくる、即時性と双方向性があるコミュニケーションの新しいカタチ」が生まれ、子どもから大人まで多くの人たちの間で人気になったのです。
ライブ配信の楽しさ
現状、ライブ配信というと「YouTube Live」をイメージする人が多いかもしれません。
YouTube Live以外にこうした「ライブ(配信)」を見ることができるサイトのひとつに「Twitcasting Live(ツイキャス)」というサービスがあります。
2010年3月から始まったツイキャスは、移動によって変わりやすい携帯電話の電波の強さに応じて、配信するときも視聴するときもストレスが少ないのが大きな特徴です。
いまでは当たり前となったスマホでのライブ配信に昔から注目し、ユーザーを集めてきたツイキャス。いま、配信する人も視聴する人も多い人気のサイトの代表であるといえます。
ツイキャス以外にもライブ配信をコンテンツのひとつとしているサービスは非常に増えてきています。
友だちや家族との連絡に良く使うコミュニケーションツール「LINE」には「LINE LIVE」、写真を気軽に投稿することができるソーシャルメディア「Instagram」も「Instagram Live Stories」、さらに言えば動画コミュニティアプリとして人気の「Mixchannel」にも「Mixchannel Live」と呼ばれるライブ配信の仕組みがあります。
つまりは多くのサービスが文字や写真、動画でのコミュニケーションのさらに一歩先のコミュニケーションのカタチとして「ライブ(配信)」に注目をしているのです。
では、ライブ配信は見ていて何が楽しいのでしょう?
どのサービスにも必ず、見ている人が画面の向こうの人に向けてメッセージを送ることができる「チャット機能」があります。
テレビのようにただ見るだけではなく、テキスト(文字)メッセージやイラストを送ることで、見たことについての質問や感想を瞬時に伝えることができます。そのメッセージを見た画面の向こうの人が質問に答えたり、感想に対してのお礼を言ったりもできます。基本、その繰り返しによってライブ配信が進んでいきます。
YouTubeに投稿される動画のように決まったストーリーではなく、ライブ配信はリアルタイムに投稿されるメッセージによって、思わぬ展開へ繋がり、話が面白い方向へ進み、ちょっと先に起こる未来の展開が大きく変わっていくことがあるのが「ライブ配信を見ることの最大の楽しさ」であると思うのです。
参加者と配信者、双方向で参加できるのがライブ配信の大きな魅力です。
まずはライブ配信を覗いてみましょう
ライブ配信はスマホひとつあれば誰でも手軽に放送できます。好きなものを自分も真似してみる、よくあることだと思います。
とはいえ、実際どうやったらいいのか、なにを話してみればいいのか、見ている人とどのように接したらよいのか、よくわからない人も多いかもしれません。
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