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月の山・ルウェンゾリ山地国立公園
古来よりナイルの源流とされてきた「月の山」、ルウェンゾリ山地。この山地を発する水はアルバート・ナイルへと注ぐために、正確には源流とはいえない。しかしルウェンゾリは「ナイルの源流」と呼ぶに相応しく神秘的な風貌をもち、またその特異な植生でも注目を集めている。最高峰のマルゲリータ峰(5,109m)はアフリカ大陸第3の高峰であり、霧に覆われ万年雪を抱く。
ルウェンゾリのトレッキングは、キリマンジャロ山(アフリカ最高峰)やケニア山(アフリカ第2の高峰)のようにポピュラーではない。ルウェンゾリは年中湿度が多く、東アフリカで最もタフであるからだ。トレッキングには最低でも5日はかかるが、7日〜8日間かけて登り、山頂で1〜2泊する行程がポピュラーである。12月後半から2月後半と6月半ばから8月半ばにかけてが登頂に最も適した時期とされている。しかしこれらの時期にも、高所では完全に霧に包まれることもある。
反政府勢力であるADFの暴動により、ルウェンゾリ山地国立公園は1997年6月より閉鎖されていたが、2001年7月2日観光客に再開された。しかし今なお暴徒の危険にさらされているために、ふもとの町カセセにあるルウェンゾリ山脈サービス(RMS)事務所に連絡し、安全に関しての情報を入手するべきである。公園内の全ての施設も、RMSにより管理されている。
保護と観光の共生・マウンテンゴリラ
コンゴ民主共和国、ルワンダ、ウガンダの3国にまたがるヴィルンガ国立公園と、白ナイル上流のウガンダのブウィンディ国立公園にそれぞれ300頭生き残っているにすぎない絶滅危惧種、マウンテンゴリラ。現在地球上にはニシローランドゴリラ、ヒガシローランドゴリラ、マウンテンゴリラの3種が存在するが、マウンテンゴリラは最も絶滅の危機に瀕している種だ。近年密猟によってさらに数が減ってきており、保護の重要性が叫ばれているが、ウガンダの南西部に位置するブウィンディ国立公園ではこのマウンテンゴリラを観察するエコ・ツアーが組まれている。
ブウィンディは東アフリカの中でも人跡未踏の原生林が密生する数少ない地帯で、熱帯雨林の多様で豊な自然を持っている。ここでは約300頭、23家族のマウンテンゴリラが暮らす他、チンパンジー、ロエストグエノン、アビシニアコロブスモンキーなどのサル類やゾウの姿も見られる。絶滅寸前種の保護活動が金銭的に急迫した時、本来は相反する「保護」と「観光」との共生を図るプランが出された。動物を保護するために観光客を呼び、その現金収入を保護活動費用に当てようという微妙なプランではあったが、1993年に初めて催行されたマウンテンゴリラ見学ツアーは好評で、現在ブウィンディのゴリラツアーはウガンダで最も有名な観光スポットとなった。
毎年3,600人もの観光局が公園を訪れ、年間何百万ドルもの利益をあげることができ、徹底した環境管理がなされるようになった結果、マウンテンゴリラの固体数は以前の約3倍にまで回復した。この成功例は世界各地で行われている同様の問題を解決する格好の手本となっている。世界遺産にも指定されたブウィンディ国立公園。しかし観光客の数も厳しく制限されており、撮影の際には早めの申請手続が必要となる。
このページは、ウガンダに関するテレビ・CM・新聞・雑誌等の取材コーディネイトとウガンダで行われる展示会、スポーツ・文化イベントのコーディネイトを通じて得た情報を配信しています。是非、観光やビジネスなどの際に役立てて下さい。
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