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アフリカ隋一の大都会・ナイロビ
1899年にウガンダとモンバサをつなぐ鉄道建設工事のキャンプ地として、両都市の中間点であった何もない土地が選ばれた。その土地はマサイの水場であり、「ナイロビ(冷たい水の意)」と呼ばれていた。その後キャンプ地は街へと成長し、 1905年にはイギリス東アフリカ保護領成長がこの地に移され、第2次大戦からは連合軍基地として政治・経済における重要性を増した。そして現在、エジプトのカイロ、南アのヨハネスブルグと並ぶアフリカ最大級の都市であり、東アフリカの政治・経済・文化の中心地となった。
メインストリートはオフィスビルが並ぶ大通り、ケニヤッタアベニュー。多くの車が行き交い、日本大使館もこの通り沿いにある。ケニヤッタアベニューを東に行くと、モイアベニューに突き当たる。ここから先はダウンタウン、治安は良くないので立ち入る場合にはセキュリティーが必要だ。通りは人と車であふれ、活気と喧騒に満ちている。皆人なつっこく声をかけてくるが、怪しい人達も多い。150万人の人口を持つナイロビは、良くも悪くも典型的なアフリカの大都市だ。
ナイロビのスラム・キベラ
ナイロビの西部に広がるバラックの建物、ここがキベラと呼ばれるケニア隋一のダウンタウンだ。多くの場所がスラム化しており、壁が壊れた電気も水道もない家々、雨が降ると泥沼化する道路、不衛生な小川から水を汲む人々、ゴミ漁りをする少年達など貧しい生活を強いられている人々も多い。しかし彼らはアフリカならではの天性の明るさを持っており、貧しいながらも陽気に暮らしている。
キベラ住民の多くは各部族ごとに集結して住んでおり、部族間での小競り合いも起こる。衛生面でも治安面でも快適な場所とはいえないが、ナイロビとは正反対のキベラはナイロビでは見ることのない人々の生き生きとしたリアルな生活を垣間見ることができる。ここの住民の多くは徒歩またはミニバスでナイロビ市内に働きに出ている。
スワヒリ世界・モンバサ
ナイロビからモンバサロードを下るに連れて徐々に暑さと湿度が増し、バオバブから椰子へと植生が変わり海が近いことがわかる。モンバサロードの終点が、東アフリカ最大の港であるモンバサだ。13平方キロのモンバサ島がモンバサ中心部となっており、ごみごみしたマーケットやバスターミナル周辺と、イスラム世界のオールドタウンとに大きく分けられる。特記すべきは、とてもアフリカとは思えない雰囲気を持つオールドタウン。古い建物が狭く複雑に入り組んだ路地を形成し、黒い女性服ブイブイと男性の回教徒衣装コフィアが行き交い、路地裏では子供達が昔ながらのゲームで遊ぶ。
シルバースミスや家具屋、骨董品屋、モスクなどが点在し、商店街ではアラブ人とアフリカ人がごった返し活気があるものの、危険な雰囲気を感じさせない魅力的な場所だ。交易のためにアフリカ東海岸へ住みついたアラブ商人達は、徐々にアラブ文化とアフリカ文化を混合させた文化を形成していった。これがスワヒリ文化と呼ばれるもので、現在でもモンバサのオールドタウンやラム島において当時と変わらない様子を見ることができる。また三角の帆を張ったダウ船が停泊するオールドポートや、特に早朝に活気づくフィッシュマーケットも必見だ。
インド洋岸のリゾート地・セレナビーチ
モンバサから車で約15分にある、ケニア有数のリゾートビーチがセレナビーチだ。5つ星などの高級ホテルをもつビーチで、海岸には日焼けが好きな白人観光客が大勢集まり、何をするでもなくのんびり体を焼いている。時折三角帆のダウ船も見られるのんびりしたビーチには珊瑚もあり、海は透き通り綺麗だが、近年の観光化でやや濁ってきているという。
ビーチには観光マサイが様々なマサイアクセサリー類を売っているが、彼らの写真を撮るとチップを要求されるので注意。1KM〜2KMほど沖にリーフがあり波が割れているが、その沖には鮫が回遊している。ウィンドサーフィンやヨットなどの水上スポーツ施設も整っている。
フラミンゴを見ながら温泉浴
活発な地殻活動を続ける大地溝帯には、温泉が湧き出す場所がいくつかある。なかでも有名なのがマガディ湖であり、大手メーカー「ボディショップ」も湖のミネラルを配合した入浴剤を販売している。マガディ湖はソーダの産出でも知られており、大地の塩を集積した細長い湖では地元のマサイ族が療養のために入浴していることもあり、ナイロビ在住日本人たちも天然の温泉目当てに訪れる。周辺は乾燥した灼熱の土地で、宿泊施設が無いためにキャンプかナイロビからの日帰り、または近郊のオロガサイリーのゲストハウスに宿泊することになる。他の温泉としてはナイバシャ近郊のヘルズゲートやナクル北部のボゴリア湖などが挙げられる。これらの湖はいずれもフラミンゴの生息地となっており、大量の糞を気にしなければフラミンゴを見ながらの温泉浴ができる。
このページは、ケニアに関するテレビ・CM・新聞・雑誌等の取材コーディネイトとケニアで行われる展示会、スポーツ・文化イベントのコーディネイトを通じて得た情報を配信しています。是非、観光やビジネスなどの際に役立てて下さい。
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